これは私が高校生の時の話...

もう十年以上前、私はクラブで時間を過ごすことを覚えた。
きっかけは近所の公園でスケボーやBMXの練習をしていたお兄ちゃん達と知り合ったことから始まる。

そのお兄ちゃんが楽しい所に連れてってやると言われついていくと、若者が集う繁華街へ...

総合格闘家みたいなデッカイ体をした黒人さん(当時で例えるなら、アーネストホースト)にお金を渡し、ボディチェックをされ中に入る。

ステージだけ少し明るくて他は真っ暗闇、耳をつんざくような轟音が鳴り響く店だった。

お兄ちゃんたちとは入ってすぐバラバラになってしまった。
いまいち場所に慣れないけど、何もしないのももったいないと思い、ウロウロしてなんとなく首を上下したり、見よう見まねでボックスでステップをしてみたりした。

当時はあまり家に帰らず、お兄ちゃん達と遊ぶことが多かった。

いつしか一人でもそこに行くようになった、知り合いも増えた。
いろんなスタイルのクラブがあることを知り、他のクラブに行ったりもした。

それから数カ月、ミーハーなりにもラッパーやDJ、ダンサーも覚えさらにハマった。

当時AとB、2か所のクラブをそれぞれ行き来したりして、クラブ遊びを楽しんでいた。
ある日ナンパでもするか!と思い立ちBへ行く。

着いてクラブにいた知り合いと話をした。
「Xさん(イケイケなラッパーさん)が今日Aでやるらしい」
おぉ!ぜひ行きたい!

クラブ同士は近所なのでその人と見に行くことになった。

そしてXさんが登場した。
一通り聞いて、
「Bに戻ろう」と知り合いに話し、二人で出口へ向かう...

出口に近づくと全身真っ黒な服(パーカーとかTシャツとか様々)を着たお兄さんがたむろしていた...
察した。
塞がれてる...

当時はそんなことはよくある話
途中で出たらどうなるかは皆さんのご想像通り。

僕たちはその日はずっとAで過ごした(笑)
Bに戻れなかったけど、それはそれで楽しかった。

ちなみにXさんは今も活動している。
今日信号待ちをしていた車から聞こえたので思い出して書いてみた。

ちなみにクラブ遊びを教えてくれたお兄さんは何をやらかしたのか、ある日コンビニでポットの湯を浴びせられ川に落とされたらしい。
その話を聞いたくらいから彼らには会っていない。

彼らも今、何をしているのだろうか...


多少フェイクを入れたけどそんな感じ。